■ 第3回企画展「瀬戸内の海・干潟・海浜の生き物」
期間:2009年7月23日(木)〜8月29日(土)
開催時間:10:00〜16:00
休館:日・月曜日 8月9日(日)〜17日(月)
観覧料:無料
会場:香川大学博物館
入場者:578名

主催:香川大学博物館
共催:香川大学瀬戸内圏研究センター






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<展示内容>
海 うみ
 瀬戸内の海にはたくさんの島々が浮かび、多様な環境に満ちています。かつては赤潮をはじめとした海洋汚染に悩まされていましたが、現在は水質もよくなり、2000種類以上の魚が生息する豊かな海です。この豊かな海を支えているのはとても小さな生き物たち。これらの微小生物や香川大学で開発された人工漁礁等について紹介します。海の中をそっとのぞいてみませんか?

干潟 ひがた
 海では太陽の引力によって潮位差が生じ、1日に(正確には24時間50分)に2回の満ち引きを繰り返しています。干潟は陸から海に向かってなだらかな傾斜が続き、干満周期によって現れたり消えたりする特殊な環境です。この海でもあり、陸でもある干潟に生息する生物。その特殊な生き物たちを紹介します。あなたも貝の声を聞いてみませんか?

海浜 かいひん
 海浜は高温や乾燥、海水による塩害など、生物にとってはたいへん厳しい環境です。そのため、生物の多様性は決して高くはありませんが、このような場所でしか見ることができない海浜植物や昆虫がいます。観音寺市有明浜などで観察できる海浜性の昆虫等を紹介します。潮風が優しい瀬戸の渚に降り立ってみませんか?


展示室全景

スナメリの展示

瀬戸内海の海産貝類標本

干潟の生物

カイリンガル

海浜の植物と昆虫

人工漁礁

水中ロボット

■ 公開講座 「海岸の砂浜や海にすんでいる生物を調べよう」
年月日:8月4日(火)・5(水)・6(木)
開催時間:10:00〜12:00
受講料:2000円
講師:伊藤文紀(企画展実行委員長、博物館副館長、農学部教授)
    末永慶寛(工学部教授)
    松本一範(教育学部准教授)
会場:香川大学博物館
参加者:(1日目)23名 (2日目)23名 (3日目)25名


干潟にすむ生物、
海の特徴と魚の性質に応じた魚礁、
そして魚の性の不思議について学びます。



干潟にすむ生物

海の特徴と魚の性質に応じた魚礁

魚の生の不思議