コナラ属植物樹液をめぐる昆虫のコレクション


クヌギ樹液に集まる昆虫

クヌギ、コナラなどのコナラ属植物の樹液にオオムラサキ、カブトムシ、クワガタムシ類、スズメバチ類など日本の代表的な大型昆虫が飛来することは広く知られている、しかし、それらの樹液と密接な係わり合いをもって生活しているその他の多様な昆虫とそれらの生活についてはほとんど知られていない。本コレクションは、香川県内(高松市、木田郡三木町およびさぬき市)で進めているコナラ属植物の樹液に係わり合いのある昆虫に関する調査の過程で採集され、農学部昆虫学研究室に乾燥標本として保存されているものである。コレクションは乾燥標本約2000点で、その中には調査中に発見された未記載のカメムシ1種も含まれている。

標本点数 約2000点